足立区公認NPO すし文化講座 Susy’s Zoo 代表のSatomiです。
本日、足立区NPO活動支援センターにて、「日本の誇れるおもてなしと刺身」講座を開催しました。
寿司は舞台だ!
大学の教授が「授業は先生の作るアートだと思う」と言っていた事をよく思い出すのですが、舞台鑑賞が好きなこともあり、私は舞台の様に、「観客をも巻き込む講座」にしたいなと思った点から、「寿司は舞台だ!」ができました。
舞台といえばシェイクスピア。

-All the world’s a stage,
-And all the men and women merely players.
「この世は舞台、人はみな役者だ」
*『お気に召すまま』(1599)
彼はこのように書いています。
寿司に関しては、マナーめいたものをよく言われていますが、マナーになぞられるのではなく、「寿司屋という舞台で自分なりの楽しみ方(寿司道)をしてほしい」という思いから、このテーマができました。

「寿司屋は舞台、お客さまは皆役者だ」
江戸前寿司アカデミー賞
そして、受講者さんは、皆役者なので「江戸前寿司アカデミー賞」をゲットできます!

「寿司は舞台だ!」なので、講座内での名前は「すしネタ」です。
好きなネタを選んで講座に参加していただきます♬

講座の感想
「これは知っておいた方がいいと思うかな」と思ってやっている事を、受講した事ない方に「それ必要?」と言われることもあり、今回の「もてなし」の内容は特に悩みました。
しかし、ご予約いただいた方々には、「はっきりと自分の意見を言っていただけるだろう」と思い、この内容で決行。キャンセルがでたので、ワンツーマンで開催です!
直接意見を聞けたので、私としてもありがたかったです。

興味津々にワークをしたり、話を聞いていただけ、最後には「とても勉強になった」と言っていただけたので、とても嬉しく思います♬
今回やった日本語という言語からの日本人の考察、海外の人が見た日本の良さの比較で説明する人、なかなかいないかと…
先日、「お札になった留学生 津田梅子」のドラマを観て、「津田梅子が望んでいた事は、現代を生きている私ですら思うことだな。」と思い、「この活動を続けて、響く人はいるのだろうか?」とネガティブになっていました。
長く海外に住んでいても「外国かぶれ」で止まっている人もいますが、「かぶれ」期間を終えると、文化の深さ、大切さを理解する方が多い気がします。
今回は「深すぎるのではないか?」とちょっと不安でしたが、「『寿司屋を楽しむ』には『もてなしという文化』も大切。今回の内容、とっても勉強になった!」と言っていただけたので、嬉しい限りです。
「江戸前寿司」は、江戸っ子がどういう環境にいて、どういう歴史的背景があって、日本人がどんな性格だったかなどなど、全てひっくるめて、できたもの。そういうことを辿ると、調味料の歴史、飯の歴史など深すぎて、生きている間にどれだけの日本文化を知ることができるのだろうか?と思います。
また、日本のことを知ることはもちろん、海外から日本を見ることはとても大切だと思っています。
「かぶれ」期間で終わると、日本の良さを活かしきれずに、無くしてしまいますが、少しでも多くの方に知ってもらえたらいいなと思います。
今回は、初「ガリウッドスター」1名が誕生です!
ガリウッドスターは、やはり「深く日本文化を知りたい方」なのかと思う素敵なアンケートコメントを頂けました。
「NPO江戸前寿司アカデミー賞俳優」が増えて行き、とても嬉しく思います♬
初のガリウッドスターさんとお祝い♪現在、世界で1人のガリウッドスターです(笑)
